プロキャス

株式会社MediBlanca

事業拡大を見据え、LINEとExcelでのアナログ管理からプロキャスへ移行

事業拡大を見据え、LINEとExcelでのアナログ管理からプロキャスへ移行
(左:代表 横山さん 右:ジェネラルマネージャー 加藤さん ※MediBlanca社にて撮影)

株式会社MediBlancaは、訪問看護や看護師派遣サービスを展開しています。
サービスリリース直後、登録スタッフが今後増加することを見据えてプロキャス導入を決定。出発・到着確認、連絡ツールとして利用されているそうです。
導入前の課題や導入後のメリットについて、代表の横山さん、ジェネラルマネージャーの加藤さんにお話を伺いました。

企業名:株式会社MediBlanca(メディブランカ)
事業内容:看護師による居宅訪問型ケアリングサービス、訪問看護事業
稼働スタッフ数:200名
導入前の課題:すべてのコミュニケーションをLINEベースで行っており手間がかかっていた
導入後の効果:出発確認、空きスケジュール確認、決定事項の諸連絡にかかる手間を大幅に削減

ーはじめに事業概要を教えてください。

横山さん:弊社は、医療保険を使った小児訪問看護サービスがメイン事業です。障がいを持っている子供を持つ、医師の指示で看護が必要だと言われているご家庭を訪問させていただいています。今年からは保育園の看護師の委託や、ツアーナースという学校の修学旅行の引率もスタートしました。

いま全国に約151万人の看護師がいますが、そのうちの71万人が潜在看護師と言われ、資格を持っていても働いてない人たちなんです。その71万人のうち8割くらいは復職したいと思っていますが、復職できない理由は労働環境にあります。なので、そこをもっと改善すれば71万人が救われて、看護できる人も増え、看護師が足りない医療現場に人を派遣することができると考えて、この事業を推進しています。

ーはじめに事業概要を教えてください。
(代表 加藤さん)

ー登録されている看護師さんはどういった方が多いのでしょうか?

横山さん:95%が女性で20代から40代の層がボリュームゾーンです。ダブルワーク・副業で働き口を探している看護師さんがほとんどで、現在200名ほど在籍しています。ママさん看護師が職場復帰したいけど常勤は難しいので、体慣らし程度に1日2-3時間働くというケースもありますね。

ーどれくらいのスピード感で登録者数は増えていったのですか?

横山さん:サービス開始が2021年なのですが、その年の2月くらいから広告を打って少しずつ集めていってった感じですね。1年ちょっとで200人ほどになりました。

加藤さん:集客と合わせて、応募いただいた看護師さんを一定のスキルまで上げるためにOJTや研修、教育もしっかり行っています。

プロキャス導入前の状況

ープロキャス導入前はどのようにスタッフ管理をされていたのでしょうか?

加藤さん:プロキャスを導入したのが2021年6月ですが、会社の立ち上げ期ということもあり、それ以前は超アナログな運用をしていたんですよね。弊社に登録したい看護師さんと初めにLINEでやり取りをして、Googleフォームに登録してもらい、登録情報はExcelで管理していました。

加藤さん:弊社の場合は、看護師さんが副業として活動できるように、派遣会社のように間口を広げて面接をして、スケジュールが合うところに仕事を当て込んでいくというスタイルを採用しています。そのため、常勤看護師ではなく、不特定多数の非常勤看護師の調整をするにあたって、何かしらのシステムが必要だったと思いますね。

ープロキャス導入前はどのようにスタッフ管理をされていたのでしょうか?
(ジェネラルマネージャー 加藤さん)

ー導入のきっかけと決め手を教えてください。

横山さん:ちょうどタイミングよくプロキャスというサービスを紹介いただいて、今後人数が増えていくことも考えられるので、導入したという経緯です。初期費用、月額費用もかなり安くて導入しやすかったですよ。

プロキャスに移行した結果、変化

ー実際にプロキャスを使ってどう感じましたか?楽になった業務があればお聞きしたいです。

横山さん:以前は全てのコミュニケーションをLINEで行っていて、コミュニケーション量がものすごく増えて管理が大変だったんです。

加藤さん:LINEで連絡を取り合って、シフトスケジュールなどを何か別のファイルに落とさないといけなかったのですが、その作業がなくなりましたよね。
給与もCSVでエクスポートでき、検索もできるわけだから、人材系の会社は絶対使った方がいいと思います。

ー看護師の方々は、プロキャスに切り替えてすぐに適応できましたか?

加藤さん:最初はアプリをインストールするのが手間だったようです。プロキャスの場合はLINEと違って、対応する時間設定があるので、時間内になかなか対応できない人もいますね。そこは指導やフォローをしています。でも使い勝手はいいのでスタッフも覚えるのが早いですよ。

ーシフトのスケジュール管理はラクになりましたか?

横山さん:以前は「○月○日は予定OKです」とLINEで提出してもらっていたので、それがプロキャスだとアプリからカレンダーで見られるようになりました。

加藤さん:看護師さんは基本的に1〜2ヶ月後のスケジュールで動くので、カレンダーを細かく入力してくれています。毎回LINEで文字を打つよりもだいぶラクですよね。

ーシフトのスケジュール管理はラクになりましたか?
(スタッフと案件のスケジュールを管理する管理画面とアプリ画面のイメージ)

ー給与計算、稼働計算について効率化されたと感じますか?

加藤さん:導入前後を一概に比較できないですが、今もしExcelで管理をしていたら大変だっただろうなと思います。間違いも起こるでしょうし。スタッフもいままでは自分での給与はリアルタイムで分からなかったので、それが見れるのは嬉しいはずですよ。

ー現在もLINEを使用していらっしゃいますね。

横山さん:現状、看護師さんと最もコミュニケーションを取りやすいLINEも併用して使っています。プロキャスは確定案件の情報、前日確認、当日の出発確認時にチェックしています。

加藤さん:LINEを無くしちゃえばプロキャスをフル活用できるんですけど、LINEも使い勝手の良いところもあるので弊社は両方を併用してますね。

ー現在もLINEを使用していらっしゃいますね。

こんな企業にプロキャスがおすすめ

ーどのような課題を持っている企業様にプロキャスはマッチすると思われますか?

加藤さん:看護師の派遣会社は絶対に使った方がいいと思いますよ。この業界はいまだに紙文化が根強く残っており、諸々の手続きがとても面倒です。登録会に参加して、個人情報を紙に書いて、銀行口座を集めるだけでも結構大変ですよね。個人でプロキャスに入力してもらえればだいぶ手間が省けます。
あとは、個人事業主ドライバーを多く契約している運送・物流系の会社なども相性がよさそうですね。

ー最後に一言お願いします。

横山さん:当社では「全ての子供とその家族、看護師さんたちが健やかに生きる社会を目指す」というビジョンを掲げています。看護師になりたくてなったはずなのに、環境が原因で仕事を辞めてしまう人がすごく多いのは勿体無いことです。看護師不足に繋がっている労働環境にフォーカスして、少しでも変えていければと思っています。
看護師になってよかったな、働いていて楽しいなと思える人が増えれば嬉しいです。

ー最後に一言お願いします。

ー本日はインタビューの機会をいただき、ありがとうございました。引き続き、看護師さんの働く環境改善の一助になれれば幸いです。